童謡

わらべ館1F童謡

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子どもの夢やあこがれをうたにした童謡

大正時代になると、難しい内容が多かった唱歌に対して、子ども本来の感覚や心に呼びかけることができる言葉や詩情を大切にした歌を作ろうという運動が、文学者のあいだから起こりました。
これらのうたは、童謡と名付けられ、詩的な歌詞や新しいメロディが、この時代の感覚とも合い、ひとつの黄金時代を築きました。子どもの夢やあこがれをうたにした童謡は、その後の子どもの歌に大きな影響を与えています。

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大正ロマンのかおりが漂う部屋

ロマン花咲く大正時代。子どものうたや憧れを歌ううたが、アンティークのオルゴールや蓄音機から聞こえてきます。額装された童謡作家たち、美しい挿絵、童謡歌手。大正ロマンのかおりが漂う部屋は、子どものうたに新しい風を運んだ童謡の時代をつたえます。

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大きく広がる子どものうたの世界

ラジオやテレビを家庭で楽しめるようになると、それまでレコードや演奏会中心に聴かれていた子どものうたが、電波を通じて聴かれるようになり、いままでよりも多くの子どもたちが、ラジオやテレビから流れる新しいうたを聴き、歌えるようになりました。
そして、子どもの歌番組や子ども向けの番組の主題歌に人気が集まり、子どものうたの主流になっていきました。現在では、テレビの幼児番組から生まれたうたから、ポップスやCMソングまで、子どものうたの世界は大きな広がりを見せています。

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