【おうちミュージアム】お家でやってみよう!⑪

ひさしぶりの更新「お家でやってみよう」第11弾!
今回は、小さな雛段飾りのペーパークラフトをご紹介します。
細かい部分が多いので、刃先に気を付けて工作しましょう。


完成形

幕末から明治初期に刷られたおもちゃ絵です。当時のこどもたちもペーパークラフトを楽しんでいました。
資料の詳しい説明は「わらべ館コレクション 風流小金雛 雛段組立ノ図」をご覧ください。

風流小金雛 雛段組立ノ図

★準備するもの
型紙:コピー用紙(画用紙や特厚口の上質紙なら、補強せずに立ちますが、小片はコピー用紙の方が折り曲げやすいです)1枚
※実際の資料はB4判に近いサイズです。
のり(工作用接着剤)、はさみ(カッター)

★全図

ダウンロードPDF小金雛


★作り方
ダウンロード後、紙のサイズに合わせて拡大縮小してください。
1.印刷した型紙の絵の外枠を切り、それぞれののりしろを山折りにする。
2.雛壇(ひなだん)を階段状に折る。
3.雛壇の側面ののりしろを山折りして、雛壇にのり付けする。
4.雛人形や調度品(ちょうどひん「ぼんぼり」など)をのりしろについた記号の壇にのり付けする。
5.天幕(てんまく)を雛壇上部の市松模様の前へせり出すようにのり付けする。
6.「風流小金雛」と書かれた銘版(めいばん)を横に立てる。