ヴィア(Via)

わらべ館コレクション

発行年月日

1998年

製造会社

・ネフ社(スイス)
・デザイン:相沢康夫
・デザインアレンジ:ハイコ・ヒリック(ネフ社チーフデザイナー)

寸法

本体:幅320×高さ340×奥行45㎜

紹介

おもちゃデザイナーの相沢康夫氏がネフ社から発表した作品です。ネフ社から発売するにあたって、ハイコ・ヒリック氏によるデザインアレンジが加えられています。その洗練されたデザインが評価され、2003年にはグッドデザイン賞(商品デザイン部門)を受賞しました。

クーゲルバーン(※)の一種であり、透明なアクリル板2枚の間にビー玉を置くと、板の間を回転しながら斜めに落下していきます。その様子は、まるでビー玉が空中を移動しているかのよう。ニュルンベルク国際玩具見本市(現・Spielwarenmesse® シュピールヴァーレンメッセ)で初めて展示した際「空中を散歩するビー玉」と絶賛されました。

※「玉の道」(Kugelbahn)という意味のドイツ語で、傾斜のついたレール上に球を転がして遊ぶおもちゃを指します。

ひとこと

ヴィアが廃盤となった後、国内生産盤としてVia-J(ヴィアジェイ)が作られました。こちらは相沢氏オリジナルのデザインを商品化したもので、2005年にエルフ社から発売されました。わらべ館では現在、ヴィアジェイを常設玩具としてお楽しみいただけます。ちなみに「J」には「ジャパン」や「ジュニア」という意味が込められています。

展示場所

3階 おもちゃ今昔(ヴィアジェイ)

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