『コドモノクニ』第六巻第一號
(写真: 7枚)
(写真: 7枚)

刊行年月日
大正16(1927)年1月1日
出版社
東京社
紹介
『コドモノクニ』は大正11年(1922)1月1日~昭和19年(1944)3月1日に東京社(現・ハースト婦人画報社)から発行された絵雑誌で、22年間で287冊が発行されました。
影絵遊びをする男の子が表紙に描かれた(絵:岡本帰一)この『コドモノクニ』第六巻第一號は、大正16年1月1日発行と記されています。
大正16年?!
大正15年12月25日に大正天皇が崩御し、大正時代は終わったのですが、同誌は12月3日時点で印刷納本されていたため、幻の大正16年表記となっています。
この号には北原白秋作詞の《すべり橋》が清水良雄の絵、葛原しげる作詞の《ニイサン キタ ナ》が岡本帰一の絵とともに掲載されています。岡本帰一が描いたお話「ペリコさん」は一部が絵で表現されており、謎解きのようです。
ひとこと
『コドモノクニ』は2~7歳を対象とした絵雑誌で、価格は1冊50銭でした。当時の絵本の定価が10~15銭なので異例の価格といえます。モダンなデザインで、遊びや学びの要素を取り入れた同誌は、楽しい附録もあり、人気を集めました。黒柳徹子さんも愛読者の一人だったそうです。
『コドモノクニ』では岡本帰一や清水良雄、武井武雄といった童画家たちが活躍しました。武井武雄が描いた創刊号のタイトル文字は日本初のデザイン文字とも言われています。また、同誌から生まれた童謡《アメフリ》《兎のダンス》は現在も歌い継がれています。
展示場所
- 1階うたの広場(2026年2月17日まで)
- 童謡コーナー(2026年2月19日~3月17日)
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