水出し福助
(写真: 4枚)
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制作年
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昭和20~30年代
制作者
株式会社今北
寸法
幅900mm×奥行900㎜×高(本体のみ)900mm
解説
「水ぬるむ」3月。水遊びにはまだ早い季節ですが、水を動力とするおもちゃ「水出し福助」を紹介しましょう。ブリキの板には太鼓を叩く様子の福助が描かれ、手元からのびた太鼓のばちが、ひざの前に置かれた太鼓をテケテケテケと鳴らします。
裏側をのぞくと、曲がるストローのように逆Ⅴの字型にセットされた細い管から噴き出る水が太鼓のばちにつながる水車を回転させ、ばちが上下します。水車と反対側の管の先を水の入ったコップにつけておき、毛細管現象によって水を伝わらせる仕組みです。
このおもちゃは、明治時代後期には商品化されていますが、本資料は戦後のものです。
ひとこと
(福助の)「太鼓たたき」とも呼ばれ、福助以外には、金太郎なども作られました。
展示場所
3階「おもちゃの部屋」 2022年3月17日~5月中旬
参考文献・Webサイト:
夏の企画展「水遊びと縁日のおもちゃ」日本玩具博物館ホームページ 企画展より
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