ペダルカー

（写真: 5枚）

制作年代

昭和30年代か

制作

不明

寸法

幅450×長さ850×高さ500mm

紹介

このペダルカーの主な素材は、室内が木製、駆動部が鉄製、外側がブリキ製。また、ハンドルはアルミダイカスト製のような質感です。その名の通り、ペダルを足で漕ぐ仕組みの一人乗り用のおもちゃですが、残念ながら、制作者（メーカー）が不明、製造年も特定できません。ホイールには筆記体の“special”が浮き彫りにされていますが、メーカー名かは不明です。

昭和30年代に大丸で作られた「子宝号」を見ると、全体の質感は似ていますが、それよりもかなり部品や装飾を省き、ホイールもお皿状でリアルさが無いデザインとなっています。同時代に別のメーカーから廉価なモデルとして作られたものかもしれません。花柄の浮彫があるビニール製のシートが、昭和レトロ感を醸しだしています。

ひとこと

謎多きペダルカーについて、何か情報がございましたら、ぜひご一報願います。

展示場所

3階 「おもちゃの部屋」 2021年5月14日～6月15日

参考Webサイト
「ペダルカー博物館」http://www.old-ave.com/nostalgic.html　2021.4.28閲覧
「昭和レトロ百貨店」http://www.nagoya-milky.com/sr1176.html　2021.4.28閲覧