「わらべ館ぬいぐるみおとまり会」を開催(8/29・30)

こんにちは。わらべ館スタッフやまもとです。
8月29・30日に「わらべ館ぬいぐるみおとまり会」を初めて開催しました!

☟ 開催の様子「 動画(2分25秒)」で紹介

「ぬいぐるみおとまり会」とは、アメリカを発祥とし、日本でも図書館を中心としながら、博物館や学校等で開催されている催しです。施設にあずけたぬいぐるみが夜に施設内を探検したり、他のぬいぐるみと交流している様子をスタッフが写真撮影して、持ち主の子どもに贈ったり、その写真をインターネット等に掲載することで、施設への親しみを持ってもらうこと、子どもの豊かな感性や情操を育むことをねらいとして開催しているイベントです。

クマ、ネコ、ロバ…この日、お気に入りのぬいぐるみを持ち寄った親子は、はじめに「ぬいぐるみの音楽教室」に参加!音楽講師 西岡恵子先生が、子どもとぬいぐるみの名前を呼んで出席を取り、「はーい!」と元気にお返事する子ども達の声で授業がスタートしました。

「ぬいぐるみの音楽教室」では、先生が演奏するトイピアノにあわせて、「うみ」「おもちゃのチャチャチャ」といったおなじみの曲を、マラカスやカスタネットを使ったリズム遊びで体験!わらべ館のぬいぐるみを代表して「くま館長」も登場し、指揮をしたり、吹き出しペープサートを使って 打楽器を鳴らすタイミングを教えたりと、可愛く会場を盛り上げました。

「ぬいぐるみの音楽教室」を楽しんだ後は、いよいよ寝かしつけの時間。お布団に入る前には、ぬいぐるみに専用のクリーニングスプレーを シュシュッと吹きかけて、シャワータイム!おねむりの準備ができた子から、ぬいぐるみをお布団に寝かしつけていきました。そしてお別れの前には「おやすみなさ~い」と声をかけて、子ども達は家に帰りました。

お布団に入ったぬいぐるみ達は、スヤスヤとお昼寝中…の、ハズが!?あれれ、どうやらうさぎちゃんは目を覚ましてしまったみたい。するとそこに、くま館長がやってきて…えっ!?遊びにいこう?どうやらくま館長が、閉館後、誰もいなくなった館内を案内してくれるみたい。さて、わらべ館におとまりしたぬいぐるみ達は、夜のミュージアムでどんな冒険をしたのでしょうか。その様子をのぞいてみると……

ぬいぐるみ達はピアノ演奏会を開いていたり、木のおもちゃで遊んでいたり、おりがみを折っていたり…とっても楽しそう♪新しくできたお友だちと、ケーキを囲んでパーティもしていたみたい!そんな冒険の様子は「フォトアルバム」にまとめられ、翌日おむかえに来た子ども達にプレゼントされました。

ぬいぐるみと一晩離れて過ごす子どもの様子を見たお母さんからは―――
「今ごろなにしてるかな?」「ねんねできたかな?」と、子どもが相手の立場になって考えたり、「さみしくないかな?」と、相手の気持ちを思いやっている様子が感じられ、この体験が子どもの心の成長につながりましたといった感想をいただきました。

翌日ぬいぐるみをむかえに来た子どもは―――
夜の冒険の様子が写っている「フォトアルバム」をプレゼントされると、「このおもちゃ知ってる!私も遊んだことがある!」「おりがみでチューリップを作ったんだ!すごいね!!」と笑顔を見せてくれました。