どうようぱのらま
刊行年
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昭和28年(1953)
出版社
小学館
紹介
絵を見ているとついつい歌い出したくなってしまう、この「どうようぱのらま」は、雑誌『小学一年生』第9巻第6号の付録です。「春が来た(文部省唱歌、高野辰之作詞、岡野貞一作曲)」「かもめの水兵さん(武内俊子作詞、河村光陽作曲)」「汽車(文部省唱歌、大和田愛羅作曲)」「鞠と殿様(西條八十作詞、中山晋平作曲)」の4曲が収録され、それぞれ歌詞にちなんだ風景が描かれています。
三層構造の作りとなっており、奥行が感じられる立体絵本で、例えば「かもめの水兵さん」の場合、前面は木が立ち並ぶ岸辺の様子、中面はかもめが並んで泳ぐ様子、そして背面は船が浮かぶ海や対岸の港町の様子となっています。
ひとこと
「汽車」では、女先生と子どもたちが遠足に出かける途中なのか、リュックが荷物棚に所狭しと置かれた客車内の様子が、「鞠と殿様」では、着物をきて鞠をつく女の子や富士山をバックに進む大名行列の様子が描かれています。ほかにも何が描かれているか探してみてくださいね。
展示場所
1階「童謡コーナー」(2020年4月末まで。約2週間ごとに1曲ずつ展示します。)
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