2022鉄道の世界へようこそ特集②
~乗りたい!見たい!全国の鉄道紹介~
わらべ館冬の一大イベント「鉄道の世界へようこそ」では、鳥取鉄道模型クラブによって撮影された鉄道写真のパネル展示も人気です。
今年はブログ上で、写真を展示。鳥取鉄道模型クラブの解説とともにお楽しみください。
第1弾は→こちら
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車両:HOT7000系 『スーパーはくと』
撮影地:因美線 因幡社(いなばやしろ)-用瀬(もちがせ)(鳥取県)
山陽本線 上郡(かみごおり)-有年(うね)(兵庫県)
1994年12月より智頭急行『スーパーはくと』で運転を開始しました。
HOTは、沿線の兵庫県(Hyogo)・岡山県(Okayama)・鳥取県(Tottori)の頭文字を取って名付けられました。
開業当初は、普通車のみでしたが、1997年にグリーン車(半室のみ)も登場しています。
最高速度130km/hで京阪神と鳥取・倉吉間を運転しています。
車両:381系『やくも』
撮影地:伯備線 上石見-下石見信号場(鳥取県)
山陰本線 荘原-直江(島根県)
山陰本線 宍道(しんじ)-来待(きまち)(島根県)
381系は日本で初めて実用化された振子式車両。『やくも』は1982年の伯備線電化以来381系で運転しており、今や貴重な「国鉄特急型」※車両です。
※国鉄(日本国有鉄道)…1987年(昭和62年)4月に民営化
車両:285系『サンライズ出雲』
撮影地:伯備線 黒坂-根雨(鳥取県)
『サンライズ出雲』は東京-出雲市間を結ぶ寝台特急です。
東京-岡山間では、東京-高松間を運転する『サンライズ瀬戸』と併結運転をしており、現在ではこの両列車が国内唯一の定期寝台特急となっています。
車両:キハ127
撮影地:姫新線 東觜崎(ひがしはしさき)-播磨新宮(兵庫県)
2008年、姫路-上月間の姫新線高速化事業の一環として地上設備の工事とともに本車両が製造されました。
1両編成のキハ122と2両編成のキハ127があり、19両全てが姫新線で活躍しています。
また、姫新線高速化事業で、最高速度が従来の85km/hから100km/hに引き上げられ、姫路-上月間各駅の所要時間が短縮されました。
車両:DEC741
撮影地:山陽本線 中庄-庭瀬(岡山県)
2021年に登場した同車両は、在来線の電気設備映像装置・架線検測装置などを搭載した2両編成の検測車です。
DEC741-101の側面には、この車両のコンセプト「鉄道の安全を守ること」や「DEC741が走る風景」といったことを示すロゴがデザインされています。※
走行システムは2021年9月に試験を開始した「DEC700」と同等に、エンジン一体型の発電機で生み出した電力でモーターを動かす電気式気動車になります。
※
https://www.tetsudo.com/report/347/ より引用
車両:キヤ141
撮影地:山陽本線 万富(まんとみ)-瀬戸(岡山県)
本車両は、軌道や信号通信設備の検測用車両として2006年に登場しました。
それまでは、軌道と信号通信設備の検測は別々に行われていましたが、1編成2両で同時に行うことが可能になりました。
登場時には愛称は無かったのですが、現在は『ドクターWEST』の愛称で呼ばれています。
JR西日本全線で運転される為、鳥取県内でもまれに見かけることがあります。
車両:EF210 貨物列車
撮影地:山陽本線 万富(まんとみ)-瀬戸(岡山県)
姫新線 東觜崎(ひがしはしさき)-播磨神宮(兵庫県)
EF210形電気機関車は、JR貨物が開発した機関車です。
主に、東海道・山陽本線で活躍し、東北本線の黒磯より南や高崎線などでも姿を見る事が出来ます。
最初に配置された機関区が岡山機関区であった事から、『ECO-POWER 桃太郎』の愛称がつけられました。
車両:EF210 300番台 貨物列車
撮影地:山陽本線 中庄-庭瀬(岡山県)
EF210 300番台は、東海道本線、山陽本線を中心に活躍する電気機関車です。
大容量の緩衝器付連結器が装備され、100番台より車体長が400mm長いためスカート※周囲の形状が異なっているほか、側面の黄帯が特徴となっています。
※排障器(はいしょうき)とは、鉄道車両に装着されている、線路上の障害物をはね避け、車体下に巻き込んで運転に支障をきたすことの無い様にするための物。
(Wikipediaより引用)
車両:EF510 貨物列車
撮影地:山陽本線 万富(岡山県)
山陽本線 有年(うね)-上郡(かみごおり)(兵庫県)
EF510形電気機関車は、JR貨物が開発した機関車で、車体の色が赤色であることから『レッドサンダー』の愛称で呼ばれています。(上)
撮影列車(下)の機関車は、JR東日本所属時に『北斗星』牽引用の青色に塗られていた車両です。
後に、JR東日本も製造し、『北斗星』や『カシオペア』の牽引機として活躍しました。
『北斗星』、『カシオペア』運行終了後は、全機JR貨物へ譲渡されました。
現在は、日本海縦貫線と呼ばれる北陸本線・羽越本線を中心とした路線で活躍し、1日2往復山陽本線の岡山まで姿を見せます。
また、今後は九州島内においても従来の機関車を置き換える目的で配置されることが発表されています。
車両:EH200
撮影地:しなの鉄道 坂城(さかき)-戸倉(長野県)
EH200形電気機関車は、JR貨物が2001年より製造した機関車です。
最大の特徴は、2車体を連結した8軸駆動の機関車である事です。
勾配線区でそれまで重連で運転していた機関車を1両で運転するために登場しました。
中央本線や上越線などでその姿を見ることができます。
愛称は一般より公募され、『ECO POWER ブルーサンダー』と名付けられました。
車両:EF64 貨物列車
撮影地:伯備線 根雨-黒坂(鳥取県)
備中川面-方谷(岡山県)
下石見信号場-上石見(鳥取県)
標準型のEF65より主電動機の熱対策を強化し、下り勾配で速度を一定に保ちます。抑速ブレーキを装備するなど急勾配路線での使用が考慮されており「山男」の異名があります。中国山地を横断する伯備線でもコンテナ列車を牽引しています。
車両:キハ126系『コナン列車』
撮影地:山陰本線 倉吉-下北条
山陰本線 末恒(すえつね)-宝木(ほうぎ)
山陰本線 中山口-下市
山陰本線 末恒(すえつね)-宝木(ほうぎ)(鳥取県)
山陰本線の高速化に伴って導入され、主に快速列車に使用されます。うち2編成が「名探偵コナン」のラッピング列車になっています。
車両:キハ126系『山陰海岸ジオライナー』
撮影地:山陰本線 中山口-下市(鳥取県)
山陰本線の高速化に伴って導入され、主に快速列車に使用されています。うち1編成
は「山陰海岸ジオライナー」用は専用ラッピングになっていますが、現在「ジオラ
イナー」は運休中で一般列車に使用されることがあります。
車両:キヤ143
撮影地:因美線 河原-国英(くにふさ)(鳥取県)
国鉄時代に製造され、老朽化が進んでいた除雪用機関車に代わる保線用車両。普段は目にする機会は少ないですが、大雪となった今冬は頻繁に出動しています。
車両:クモヤ443電気検測車
撮影地:宇野線 早島(岡山県)
伯備線 下石見信号場-生山(しょうやま)(鳥取県)
電化区間の架線や信号を点検するための検測車。国鉄時代※に製造され、特急型電車の運転台と急行形の車体を継ぎ足したような形態が特徴です。老朽化が進んでいたことから2021年7月で引退しました。
※国鉄(日本国有鉄道)…1987年(昭和62年)4月に民営化
車両:若桜鉄道WT-3000
撮影地:丹比-若桜(鳥取県)
八東(鳥取県)
八東(鳥取県)
八頭高校前-因幡船岡(鳥取県)
第三セクター鉄道として発足と同時に導入された車両でエンジン換装などに伴ってWT-2500からWT-3000に改称、水戸岡鋭治氏の監修により観光列車としても使用できるようにリニューアルされ『昭和号』『八頭号』『若桜号』と命名されています。
車両:若桜鉄道WT-3300隼ラッピング(上から二代、三代)
撮影地:因美線 津ノ井-東郡家(鳥取県)
2001年に導入された車両で、性能はWT-3000と同等で併結運転も可能ですがステンレス車体・固定式窓など印象が異なります。沿線の隼駅がスズキの大型バイク「隼」ライダーの聖地となっていることからラッピング車両となっています。
三代目のラッピングは、令和3年に「隼」がモデルチェンジしたのに伴ってリニューアルされました。
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第二弾では、働く電車や、鳥取県周辺を走る車両をメインに紹介しました。知っている電車や、乗ったことのある電車はありましたか?第三弾では、少し遠方の列車や、特別な期間に走る列車をご紹介します。楽しみにしていてくださいね。