2022鉄道の世界へようこそ特集①
第1弾
~鳥取鉄道模型クラブの人に聞いてみた~
こんにちは。わらべ館スタッフのホリです。
わらべ館、冬の一大イベント「鉄道の世界へようこそ」ですが、2022年の開催は、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、泣く泣く中止といたしました。
そこで、毎年イベントを楽しみにされている皆さんにせめて少しだけでも会場の雰囲気を味わっていただくため、わらべ館ブログで特集を組みました。毎年イベントに来てくれるみなさんも、はじめてこのイベントを知ったそこのアナタも、鉄道の世界へ、出発進行ー!
2018年イベントの様子
「鉄道の世界へようこそ」展示の目玉は、なんといっても大きな鉄道ジオラマです。鉄道模型クラブの皆さんは、およそ一週間をかけて、立派なジオラマを制作されます。
2018年イベントの様子
第一弾では、第1回わらべ館「鉄道の世界へようこそ」から15年以上に渡り、「鉄道の世界へようこそ」でジオラマの展示協力をし続けてもらっている鳥取鉄道模型クラブの代表、祐島伸晃さんに、通常のイベント時ではなかなかお聞きすることのないクラブ自体についてのお話を伺いました。
左からEF65形電気機関車、DE10形ディーゼル機関車1674号機、JR貨物EF65形電気機関車2085、C57形蒸気機関車
───まずはじめに、クラブについて聞かせてください
地元模型店の同好のメンバー4名で立ち上げました。
1995年頃、1名でできないことも、複数のメンバーが集まる事で大きなジオラマを組むイベントが開催できると思い、クラブを発足させました。
───そうだったんですね。クラブのメンバーにはどんな方がいるんですか。
基本的には、鉄道模型が好きで集まった人たちで、現在は9名のメンバーがいます。
職業も様々ですが、現場で実際に鉄道車両を運転している運転士も何名か在籍しています。
───普段のお仕事で鉄道に関わっている方もいらっしゃるんですね。鉄道愛をひしひしと感じます。「鉄道の世界へようこそ」の他には、どんな活動をされているのですか。
普段は、個々に活動しており、展示や走行等の依頼がありましたら、皆で集まってイベントを行っています。
また、公民館を借りてクラブのメンバーで運転会を行ったりもしています。
───運転会、とても楽しそうです!毎年の「鉄道の世界へようこそ」では、楽しみなことはありますか。
地元車両でなくても、車両名を言っている子供たちを見ると詳しいな、と思います。
運転体験は例年行列ができ、熱心に動かしているのを見るとうれしくなりますね。
───祐島さんの思う鉄道模型の魅力とは。
現在走行していない車両や走行していても地域が異なる車両を並べて走行させる事ができることです。
クラブメンバーによっても収集している車両が異なりますから、皆が持ち寄った車両の趣味や趣向を見ることも楽しみのひとつです。
───最後に、「鉄道の世界へようこそ」を楽しみにしてくれているみなさんにメッセージをお願いします。
昨年と今回は、新型コロナウイルスの感染拡大によってイベントが開催できませんでした。
新型コロナウイルスが落ち着きましたら、わらべ館さんの協力のもと、イベントを再開したいと思っています。
イベント会場で、皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
──わらべ館職員もイベントの開催を楽しみにしています!祐島さん、本日はありがとうございました。