【おうちミュージアム】お家でやってみよう!⑨
夏休みの宿題にも使える「お家でやってみよう」第九弾!
今回は、2019年日本遺産に認定された、因幡・但馬地方が誇る「麒麟獅子」を紙のおもちゃ「ずぼんぼ」にしてみました。
完成形
宇倍神社にて
「ずぼんぼ」とは江戸時代の文献にも登場する、古くから伝わる紙のおもちゃ。その名前は歌舞伎のお囃子(はやし)にちなむようです。トラや獅子が一般的ですが、ここは鳥取。ご当地のお獅子「麒麟獅子」をモデルに作ってみましょう。
★準備するもの
型紙:A4コピー用紙1枚
シジミ貝:なるべく小さめ(1円玉以下)4個(おもしになる粘土や小石でもOK)
工作用接着剤、はさみ
★型紙
PDF:ずぼんぼ(麒麟獅子)型紙(ダウンロードしてお使いください)
★作り方
1.型紙の実線を切り、点線を山折りにする。
2.胴体を箱型に折って、四隅をのり付けする。
3.脚・角・尾をすべてのり付けして半分に折る。
4.頭の顎の部分を糊付けし、耳、角をのり付けする。
5.脚を胴体にのり付けする。後ろ脚を長くする場合は、胴体の黒い方がおしり。
6.紙垂を折り曲げて、首のあたりにのり付けする。尾をおしりの上にのり付けする。
7.頭を胴体にのり付けする。
8.足先を5ミリほど折り曲げて、前後に注意してシジミをのり付けする。完成!
★遊び方
部屋の隅など、90度くらいに区切られた場所に置いて、うちわで床を叩くようにあおぐと、胴体の内側に風が入り、ふわふわと浮き上がる(画像はトラ)。
★おまけ
型紙にある顔のない頭で、自由に描いてみたり、型紙を生かして因州和紙で作ってみたりとアレンジしてもいいですね。完成したずぼんぼは、♯麒麟獅子ずぼんぼをつくってみた でSNSに投稿してみましょう。
★もひとつおまけ
真っ白な紙で、トラのずぼんぼが作れる型紙もあります。余白を使って、ゾウやウサギなど別の動物にしてもいいですね!
PDF:ずぼんぼ(虎)型紙(ダウンロードしてお使いください)