【おうちミュージアム】お家でやってみよう!⑧
お家で過ごす時間が多くなった子どもたちへむけた「お家でやってみよう」第八弾!
今回は、「昭和初期?の立体おりがみ」をご紹介!
昭和初期に販売されたと思われる折り紙の中から「つばめ」を折ってみましょう。
「つばめ」の折り方は、途中まで一般的な「つる」と同じです。
完成形はこちら!
用紙をダウンロードしてお家でつくってみてくださいね♪
≪解説≫
こちらは「立体おりがみ遊び」と書かれた紙袋に「つる」「かめ」「かえる」「せみ」「福助」「駕籠(かご)」「旅人」そして「つばめ」の絵柄がプリントされた折り紙が2枚ずつ、全部で16枚入っています。
実際の折り方は折り紙の裏側にプリントされているので、2,3回折り進めていくと、次にどうやって折ればいいのかわからなくなりそうです。
なお、色名が「あい=藍色」「くさ=緑色」と記されているので、昭和21年(1946)に現在使われる「赤」「緑」「黄」「紫」などの文部省選定色24色が定められる以前の商品と考えられます(『折り紙』小林一夫著、文溪堂)。
ちなみに、岡山のデザイン・ユニット「COCHAE(コチャエ)」が手掛けた『古典おりがみ』に同じ絵柄の「福助」「せみ」「かめ」が含まれています。
春に日本へ渡ってくるつばめ。近年はその姿を見る機会が減っているように感じます。元気に青空を飛び交っている姿に季節を感じてみたいものです。