お正月イベント【旗源平】合戦じゃ、合戦じゃ~! ただ春の夢のごとし…
凧揚げ、羽根つき、福笑いなどのお正月遊びの定番に「旗源平」も仲間入りか?
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大サイコロは100均のスチロールを加工
1月5日に、わらべ館では約5年ぶりに開催した対戦ゲーム、実は石川県の金沢市を中心に、伝統的な正月遊びとして江戸時代から現在に至るまで楽しまれているものなんです。その名のとおり、源氏と平氏に分かれ、二つのサイコロの目の出方によって、各々の幟旗を奪い合って勝負をつけます。サイコロの目は、たとえば1と5で「ウメガイチ」、5と4で「ゴッシリハナカメ」などの囃し言葉があてられていて、勝負以外にも言葉のおもしろさや昔の雰囲気を味わうことができます。
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1と1は「ちんちんかもかも」で…(解説中)
今回は3歳から中1までのこどもたちが参戦。数回の対戦中は、幟旗を取ったり取られたりの名勝負に、勝利一歩手前の足踏み状態から逆転負けを喫す場面など、源平合戦ならではの悲喜こもごもが見られました。山口県や東京都からの参加者もあり、平成の次の時代には、旗源平が全国区になるかもしれませんね。
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平氏あやうし!
なお、合戦場には、当館が所蔵する大正~昭和初期の旗源平も展示してみました。立派な桐箱に入っており、蓋には「源平旗遊び」と墨で書かれています。5年前に寄贈いただいたことがきっかけで、鳥取のわらべ館でも遊んでみるようになりました。
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大正~昭和初期の旗源平(わらべ館所蔵)